2016年夏に、クラウドファンディングサイトで支援した落とし物発見器「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」(3980円)が、16年11月末に筆者の手元に届いた。 これは、ソニーと投資ファンド「WiL」のジョイントベンチャーであるQrio(キュリオ)が作った小型ガジェットで、物探しを手助けしてくれる便利アイテムだ。クラウドファンディングサイトでは2400万円以上を集めるなど、登場時から注目を集めていた。開発者の狙いについては記事「ソニーがデザインした『落し物発見器』が欲しくなった」に記している。 だが、その使い勝手はどうなのか。実際に1カ月使ってみた感想と、そこから見えてきたメリット・デメリットをレポートする。 Qrioのスマートタグ「Qrio Smart Tag」(左)。価格は3980円(税別)。専用アプリをインストールすることで、iPhoneとAndroid端末のどちら