生成AIに何かを依頼するときは、プロンプトの入力が、やり取りするための不可欠な手段になる。つまり、プロンプトでどのように指示するかが、自分の意図に沿った的確な回答を得るためのポイントになる。 何をしたいかを詳細に伝える 生成AIを試してみる程度の使い方なら、簡単な指示を入力しただけで、詳細な情報の回答が得られることに感心するだろう。しかし、具体的な目的を持って使っていくと、期待したような回答が得られなくてストレスを感じることが増えてくる。そうしたとき、まずチェックしたいのが「プロンプトの情報が不足していないか」ということだ。 第1のテクニックは、「何をしたいか」「何を知りたいか」をプロンプトに含めること(図1上)。それによって生成AIは、より的確な回答を引き出してくる。