それに、「責任のある仕事は育児をしながらできない」と言うけど、どんなに小さな仕事であれ、仕事である以上、責任は伴う。 彼女たちが考える両立ってナニ? 子どもがいなければできていた仕事が、子どもがいることでできなくなったとき「両立できない」と嘆くのか? はたまた、欲しいものすべてを手に入れることを「両立」と呼んでいるのか? 私は、働けど働けど生活が楽にならず、仕事を掛け持ち、朝から晩まで働き詰めで、子どもと向き合う時間もない状態を、「両立できていない」と考えているので(前回コラム参照)、余計に混乱した。 そこで今回は「両立」について、あれこれ考えてみようと思う。 変わるべきは女性の方? 「変わらなきゃいけないのは、女性たちのほうかもしれません」――。こう話すのは課長職の女性38歳。 彼女の会社では5年前にダイバーシティ推進本部なるものができた。彼女もそのメンバーとして、家庭と仕事が両立できる
連休明けの5月7日、政府が「女性手帳」なるものの導入を検討しているというニュースが流れてきた。 共同通信が伝えているところによれば、概要は以下の通りだ。 『政府は7日、少子化対策を議論する作業部会「少子化危機突破タスクフォース」(座長・佐藤博樹(さとう・ひろき)東大大学院教授)の会合を開き、晩婚化や晩産化が進む中、若い世代の女性向けに妊娠・出産の知識や情報を盛り込んだ「女性手帳」(仮称)の導入を議論、委員からは異論などは出なかった。 女性手帳は「妊娠や出産の適齢期を知らない人が多い」との指摘を踏まえて検討されたもので、女性の将来設計に役立ててもらうのが狙い。作業部会の下で具体的な妊娠・出産支援対策を討議してきたサブチームが導入を提案した。――後略――』(元記事はこちら) この「少子化危機突破タスクフォース」の作業部会は、少子化に歯止めをかけるための具体策を、今月中に取りまとめ、6月中に策定
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