『モラル・ハラスメント』とは、倫理観や道徳意識(モラル)といった体裁を整えながら行われる嫌がらせ(ハラスメント)のことで、一般に「モラハラ」と略され、遅まきながら近年には日本でもこれに類する法整備が進むなど、悪質な人権侵害としてその概念が社会に浸透しつつあるところです。 この「モラハラ」の概念を最初に定義したのは、フランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌ氏で、言葉や態度によって行われる精神的暴力は、外傷を残す肉体的な暴力と違って見えづらいため、社会的に長く潜在したまま後手にされがちであったものの、精神的な暴力も肉体的な暴力と同様に、或いは時としてそれ以上に人を傷つける犯罪であると厳しく指摘してます。 「モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない」 マリー=フランス イルゴイエンヌ氏著 さて、幸福の科学の大川隆法の長女で後継指名されていた大川咲也加について、大川は例によって“