先日雨が降る中、近所の道を駅に向かって歩いていた。すると、住宅街の狭い道の真ん中で一人の若い女性が傘を差して、産まれたばかりの乳飲み子を背負ってチラシを配っていた。私は数10メートル先から、「あれ?選挙も終わったのに何だろう」と思って、その女性に近づいた。すると「天理教でーす。よろしくお願いいたします」ということで、私は絶句したままチラシを受け取ってすれ違った。私が絶句したのはこの極寒の中、傘を差して乳飲み子を背負って布教する大学を出たばかりだろうかの若い女性の姿に驚いたからである。 もし彼女が私の知り合いであれば、「子供が風邪をひきますよ。やめなさい」と言うだろう。それほど状況としては痛々しいものがあった。天理教人は誰も彼女を止めないのだろうか。むしろ、苦労話やたんのう(≠修行)として美談になるのだろうか。 受け取ったチラシを電車を乗りながら読む。全文(文末の教会名と住所は省く)を以下に