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ブックマーク / kazu-yamamoto.hatenablog.jp (2)

  • 関数合成の妙技 - あどけない話

    Haskell 初心者は括弧ばかりの Lisp のようなコードを書く。中級者になると、($) が多くなる。上級者(言い過ぎか?)になると、($) が消えて、(.) が多くなる。この記事では、上級者になるコツをちょっと教えちゃおう。 括弧だらけのコード では、以下の例について考えよう。 foo p xs = sum (filter p (map (+1) xs)) 括弧が多くて、いかにも初心者が書いたコードだ。foo は、以下のように動く。 foo even [1..6] → 12 ($) を使う では、括弧を ($) に置き換えてみよう。そうするには、一番右側にある閉じ括弧を消して、対応する開き括弧を ($) に置き換えればよい。だからこうなる。 foo p xs = sum $ filter p $ map (+1) xs だいぶ見やすくなった。 (.) を使う map (+1) xs

    関数合成の妙技 - あどけない話
  • さようなら遅延評価 - あどけない話

    Haskellがとっつきにくい原因の一つに遅延評価がある。入門書では、無限リストと遅延評価がことさら強調される。しかし、Haskellを業務で使ってみると、遅延評価が煩わしくなってくる。遅延評価なしでもほとんどのことは実現できるし、メモリーの使用量は推測できないし、あまりいいことはない。 Haskellの評価戦略が、他の言語と同じように正格評価だったらよかったのに。 今まで、このようなセリフを何度聞いたか分からない。 そもそも遅延評価が役立つことはあるのだろうか? ある。お世辞抜きに、少なくとも以下の3つでは当に役立つ。 リスト(あるいは類似のデータ構造)処理 純粋性に対する暗黙のテスト 効率的なCAS 1.はよいだろう。2.は純粋さを守るために必要だが、コンパイラを開発する人にとって重要なのであり、ユーザには関係ない。3.は、並行プログラミングの奥義である。atomicModifyIO

    さようなら遅延評価 - あどけない話
    quick_past
    quick_past 2019/02/15
    関数型や遅延評価をやたら持ち上げてた連中の罪は重い。どんな言語やパラダイムも、適材適所で使っていこうねって話。単純な良し悪しの評価軸で語れるもんじゃないし。
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