タイトルがあまりにも物騒で申し訳ないが、このタイトルをつけたいきさつを語ろうかと思う。 あれは高校三年生の時だ。 季節は冬だった気がする。 女子高校生だった私は学校まで30分くらいの道のりを自転車で爆走して登校していた。 春の暖かな日差しも、夏の暴力的に照り付ける日差しも、秋の落ち着いた心地よい風も、冬の痛いくらいの張り詰める空気でも自転車に乗っていた。 そんな中、高校三年生の冬の時期。 自転車のサドルに跨っていた時に違和感を生じたのである。 「あれ……? なんか……」 股間部分に変な感触がある……と自転車に乗っていて気が付いたのである。 走行中に確認することもできず、学校に着いても至って普通に過ごした。 自宅に帰ってから、自転車での違和感を確認したのである。 「こ、これは……」 めちゃくちゃ際どい股間に近い部分に、しこりのようなものがあった。 それは熱を帯びていて、痛みもある。 触れてみ