タグ

ブックマーク / resou.osaka-u.ac.jp (5)

  • メラトニン分泌の変化は注意欠如多動症(ADHD)症状と関連する

    注意欠如多動症(ADHD)を有するお子さんでは睡眠覚醒リズムの乱れがよく見られる睡眠覚醒リズムはメラトニンの分泌によってコントロールされているが、メラトニンの分泌が少なくなる体質(遺伝子の変化)を持つお子さんでは、8歳から9歳でのADHD症状が強くなるADHDのお子さんでは睡眠覚醒リズムが乱れやすいことを念頭においた対応が求められる 浜松医科大学子どものこころの発達研究センター 高橋長秀 客員准教授(名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科 准教授)、土屋賢治 特任教授(大阪大学大学院連合小児発達学研究科 特任教授(常勤))のチームは、「浜松母と子の出生コホート研究(HBC Study)」の一環として、台湾国立大学との共同研究を行い、夜にメラトニンの分泌が低下しやすい体質(遺伝子の変化)を持つと、注意欠如多動症(ADHD)の症状が強くなることを見出しました。 メラトニンは光を浴びると分泌

    メラトニン分泌の変化は注意欠如多動症(ADHD)症状と関連する
  • 熱伝導にも共振に似た現象がある事を発見!

    ・固体を素早く加熱するとき、音の共振現象に似た現象が、熱伝導においても発生することを発見。 ・均一な材料であっても加熱されやすい場所と加熱されにくい場所があり、それぞれ、音の共振の「腹」と「節」に相当する。 ・これまで計測が困難であった微小固体の熱伝導率を正確に計測することができ、効率の高い加熱・冷却・熱交換が可能に。

    熱伝導にも共振に似た現象がある事を発見!
  • 感染症治療で懸念されているコリスチン耐性菌が途上国住民の間で広く蔓延していることが明らかとなる

    大阪大学大学院薬学研究科の山容正招へい教授(大阪大学名誉教授)らの研究グループは、ベトナムの地方住民のコリスチン耐性菌保有状況を調べたところ、驚くことに約7割の住民が腸管にコリスチン耐性大腸菌を保有していることを見出しました。 開発途上国においては多剤耐性菌 が蔓延し、広範囲に拡散していると言われています。多剤耐性菌の耐性遺伝子が病原菌に伝達されて生じる多剤耐性菌感染症の増加は医療への大きな脅威です。なぜなら、感染症を治療するための有効な抗生物質が無ければ、もう治療の手立てがないからです。特に、抗生物質コリスチンは、大腸菌や緑膿菌などのグラム陰性桿菌への殺菌作用を持ち、複数の抗菌薬に耐性を持つ多剤耐性菌に対する限られた治療薬の一つで、WHOが極めて重要な抗菌薬と位置付ける「切り札」です。 コリスチン耐性大腸菌は病原菌ではないので、住民自身は無症状ですが、先進国の住民からはほとんど検出され

    感染症治療で懸念されているコリスチン耐性菌が途上国住民の間で広く蔓延していることが明らかとなる
    quick_past
    quick_past 2022/01/04
    抗生剤を予防的に長年使い続けると言う愚http://www.pref.chiba.lg.jp/kh-toubu/eisei-toubu/documents/29-24-2.pdf
  • マウスピースでトゥレット症候群のチック症状が軽減することを証明!

    大阪大学の村上旬平講師(歯学部附属病院障害者歯科治療部)、吉田篤教授(大学院歯学研究科口腔解剖学第二教室)、神戸大学の橘吉寿准教授(医学研究科システム生理学分野)らのグループは、マウスピース(口腔内スプリント)を装着したトゥレット症候群 の患者さんのチックの変化を装着前後で観察し、チック症状が軽減することを証明しました (図1) これまで、トゥレット症候群のチック治療には薬物療法、認知行動療法、脳深部刺激療法などが行われています。しかし、これらによっても症状が改善されず、生活上の困難さやハンディキャップを持ったまま社会生活を送らざるをえない患者さんにとって、新たな治療アプローチが望まれていました。

    マウスピースでトゥレット症候群のチック症状が軽減することを証明!
  • ヒトと植物細胞の部分的な細胞融合に成功

    ・ヒトと植物細胞の部分的な細胞融合に成功し、植物の染色体 がヒト細胞環境下で維持されることを解明 ・植物と動物は、約16億年前に共通祖先から分岐したが、機能がどの程度保存されているのかは不明だった ・融合細胞は、進化を通して保存されている生命の基原理の解明に貢献するだけでなく、異種染色体が細胞中でどのように安定に維持されるのかを解明することで、雑種形成による有用生物の育種への貢献に期待 大阪大学大学院工学研究科の和田直樹特任助教(研究当時は鳥取大学大学院医学系研究科所属)は、鳥取大学染色体工学研究センターの押村光雄教授の指導を受け、大阪大学大学院薬学研究科の福井希一招へい教授(大阪大学名誉教授、鳥取大学染色体工学研究センター特任教授兼任、研究当時は大阪大学大学院工学研究科所属)らとともに、ヒトと植物の部分的な細胞融合に世界で初めて成功しました。また、このヒト細胞と同等のバックグランドを持

    ヒトと植物細胞の部分的な細胞融合に成功
  • 1