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ブックマーク / shinsho.kobunsha.com (2)

  • 7:そしてパンクが終わって、ロックが終わる——『教養としてのパンク・ロック』第21回 by 川崎大助|光文社新書

    第2章:パンク・ロック創世記、そして、あっという間の黙示録7:そしてパンクが終わって、ロックが終わるピストルズは「カネの成る木」 ロナルド・アーサー・ビッグズは、このとき48歳、逃亡中の犯罪者だった。イギリスでは「大列車強盗(Great Train Robbery)」の名で知られる事件の、強奪犯の一員だ。63年、ビッグズを含む15人が、バッキンガムシャー州メントモアはレッドバーンの鉄道橋プリデコ橋にて、グラスゴーからロンドンに向かって走る郵便列車を襲い、現金およそ260万ポンドを奪った。 もっとも、ビッグズの役割は小さかった(代わりの機関士を連れてくる、というもの)。そんな彼が、一躍この強盗団の代名詞のごとき存在となったのは、服役後に脱走したからだ。65年7月にワンズワース刑務所を破獄、それからパリ、オーストラリアの各地を転々としたあと、ブラジルはリオデジャネイロに潜伏。そのときどきにマス

    7:そしてパンクが終わって、ロックが終わる——『教養としてのパンク・ロック』第21回 by 川崎大助|光文社新書
  • 岩田健太郎 「PCRの『陽性』には実はいろいろな様相の『陽性』がある」(新刊より一部公開)|光文社新書

    神戸大学医学部感染症内科教授の岩田健太郎氏の新刊『丁寧に考える新型コロナ』(光文社新書)。発売直後より大好評を博しています。 その第2章で、岩田氏は、PCR検査を含むいろいろな検査について、詳しく解説しています。その一部をここでご紹介しましょう。 偽陽性、偽陰性 ヒューマンエラー以外でも偽陽性は起きています。 ぼくらが個人的に経験したのは――個人情報保護のために患者の情報はデフォルメしますが――ある手術前の患者さんでした。手の感染症になっていたので、抗生物質で治療していました。熱もだんだん下がってきました。いつもの、よくある光景です。 ところがこの患者さんについて、「熱のある患者は、手術の前はコロナのPCRだ」と強硬に某所から主張されてしまいました。 主治医は、「熱の原因は手の感染症だろ。コロナが手に感染するか?」と実にまっとうな理由から異議を唱えましたが、「言うこと聞かなきゃ、オペはさせ

    岩田健太郎 「PCRの『陽性』には実はいろいろな様相の『陽性』がある」(新刊より一部公開)|光文社新書
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