2024年05月24日 金曜日 「ソードのパソコン」と聞いて、ピンとくる人はかなりの通ですね。 1970年代、社会にコンピューターが浸透しはじめたころに日本発の企業として注目を集めたのがソードでした。国産初となるパソコン「M200」や事務処理用言語「PIPS(PAN-INFORMATION PROCESSING SYSTEM)」の開発といった功績をあげています。タカラの「ホビーパソコンM5」の供給元としても知られていますね(ソードでも「m5」として発売しています)。 今回、栃木県佐野市のお客様からお譲りいただいたのは、そのソードの「M100」。「M200」の発売後にホームユース・コンピューターとしてリリースされたもので、企業向けではない、一般向けパソコンとしての第1号機です。発売は1978年の5月で、日立の「ベーシックマスター」よりも4か月ほど早い登場となっています。一般的には「ベーシック