ひとたび故障すれば、システムの停止やデータの破損・消失を招き、致命傷になりかねないHDDの障害。しかし、HDDの障害は経年劣化によってもたらされるよりも突然発生するケースが多く、SMART情報やエージングに頼るだけでは、信頼性の高いHDDを選別することができません。HDDは電気的な製品でありながら、化学やトライポロジーの技術の粋を集めた高度な精密機器でもあるからです。 ハードディスクの初期品質試験として一般的に行われるエージングやヒートランは、HDDにストレスを与え、短期間で障害をあぶり出す事によって初期不良の排除が行われています。 ソルナックでは、これまでの経験の中で、エージングやヒートランでは数ヶ月~3年で故障するHDDを発見、排除する事は不可能であり、HDDの品質試験としては不十分であると判断し、ハードディスク特性試験を開発しました。 ソルナックHDD特性試験(HDDスクリーニング)