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ブックマーク / nazology.net (6)

  • 「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) - ナゾロジー

    意思決定とは、どんな現象なのでしょうか? 米国のハーバード大学で行われた研究によって、意思決定が行われる際に、脳内の神経ネットワークが使用する「基礎的なルール」が判明しました。 研究では特にT字路での二者択一の状況という、最も単純化された意思決定が調べられており、根幹となる仕組みに迫っています。 これまで意思決定の起こる仕組みについて多くの理論が提唱されてきましたが、皮質において実際に確認できたのは今回が初めてとなります。 どんなニューロンが接続され、どのように発火することが「意思決定」となるのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月21日に『Nature』にて掲載されました。

    「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) - ナゾロジー
  • 「自殺を考える人」は血中に検出可能な変化が起きていた!しかもその成分は男女で違う - ナゾロジー

    自殺の認識が変わるかもしれません。 米国のカリフォルニア大学(UC)で行われた研究によって、男女で異なる5つの化合物の血液濃度を測定するだけで、自殺念慮の高い人を90%以上の精度で特定できることが示されました。 また研究では男女共通の自殺念慮の因子として「ミトコンドリアの機能低下」を示す化合物も特定されました。 ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産工場として機能しているだけでなく、脳と体の間の信号を調整する「ミトコンドリア情報処理システム(MIPS)」の中枢を担っており、機能不全は全身の細胞に大きな悪影響を及ぼすと考えられています。 このことから研究者たちは、プレスリリースにて「自殺未遂は実際には、細胞レベルで耐えられなくなったストレスを(死によって)止めようとする、より大きな生理学的衝動の可能性がある」との仮説を提唱しています。 研究内容の詳細は2023年12月15日に『Transla

    「自殺を考える人」は血中に検出可能な変化が起きていた!しかもその成分は男女で違う - ナゾロジー
  • アルツハイマー病の症状が腸内細菌を介して「うつる」ことが判明! - ナゾロジー

    うつるんです。 アイルランドのユニバーシティー・カレッジ・コーク(UCC)で行われた研究によって、健康なマウスにアルツハイマー病患者の腸内細菌を移植すると、アルツハイマー病にみられる記憶障害が発生したことが示されました。 またアルツハイマー病が深刻なマウスの腸内細菌ほど、移植によって、より重度の記憶障害を発生させることが判明。 研究者たちは「アルツハイマー病の症状が腸内細菌を介して若く健康な生物に伝達される可能性があることが、世界ではじめて確認された」と述べています。 汚染された腸内細菌叢はいかにして、健康なマウスに悪影響を及ぼしたのでしょうか? アルツハイマー病と腸内細菌の関係を発見した研究は2023年10月18日に『Brain』に、にて公開されました。

    アルツハイマー病の症状が腸内細菌を介して「うつる」ことが判明! - ナゾロジー
    quietus
    quietus 2023/10/23
  • 精神病棟患者の死亡の3分の1は「回避可能」だった可能性がある - ナゾロジー

    精神病を患う人々が平均寿命より早く亡くなりやすいことは十分に知られています。 その一方で、精神科病棟に入院中の患者の死亡率はほとんど注目されていませんでした。 そこで豪ニューサウスウェールズ大学(UNSW)は、同国ニューサウスウェールズ州における精神科病棟の死亡率とその詳しい死因を調査。 すると、精神科病棟で発生していた死亡件数の約3分の1は「回避可能」なものであったことが判明したのです。 この結果は、精神病患者の早期死亡を防ぐために医療体制や治療法を改善する必要がある可能性を示しています。 研究の詳細は、2023年6月12日付で心理学雑誌『Journal of Psychiatric Research』に掲載されました。

    精神病棟患者の死亡の3分の1は「回避可能」だった可能性がある - ナゾロジー
    quietus
    quietus 2023/10/17
  • 無念…もはや座して死を待つのみ。「座り時間と死亡率の関係は運動で改善できない」 - ナゾロジー

    座り時間の長い生活をしている人は、余暇を使って運動しても増加した死亡率があまり変わらないことが明らかになりました。 京都府立医科大学の研究グループが、6万人を超える日人を7年間以上追跡したコホート研究データを使って日中の座位時間と死亡率の関係を調査しました。 その結果、生活習慣病などの有無に関わらずに座位時間の長い人は死亡率が高くなり、余暇の運動量を増やしてもこの関連性は完全に抑制できないことが明らかになりました。 デスクワークに救いはないのでしょうか? 研究の詳細は、6月14日付でアメリカ心臓協会(AHA)が発刊する科学雑誌『Journal of the American Heart Association』に掲載されています。 Effect of Underlying Cardiometabolic Diseases on the Association Between Sedent

    無念…もはや座して死を待つのみ。「座り時間と死亡率の関係は運動で改善できない」 - ナゾロジー
    quietus
    quietus 2021/07/01
  • 脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功 - ナゾロジー

    感情を強制起動する脳のツボ脳に電気刺激を与えてうつ病を治す技術が大幅な進歩をみせている / Credit:Canva脳は心臓と同じく、電気的な臓器です。 そのため近年、うつ病患者に対して脳に電気刺激を行う手法が着目されています。 ただ既存の電気刺激法は非常に大味であり、脳全体に大電流を流す方法がメインでした。 そこでカリフォルニア大学の研究者たちは、5年もの長期に及ぶ臨床試験の結果を元に「神経マッピング技術」を開発しました。 この神経マッピング技術は脳の各地に差し込んだ電極から、患者一人一人の神経回路の特性を認識し、その患者にとって最適な治療部位(刺激場所)をピンポイントで探し出すように設計されています。 そして今回、マッピング技術の性能を確かめるために、難治性うつ病に苦しむ36歳の女性患者に対して、はじめての試験が行われました。 その結果は、まさに驚きでした。 女性患者は覚えている限り5

    脳に埋め込んだ電極で「うつ状態」から「喜びに満ちた状態」へ感情を移行させることに成功 - ナゾロジー
    quietus
    quietus 2021/01/25
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