三井不動産などは19日、寺院と一体となった珍しいスタイルの宿泊施設「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」を9月28日、京都市下京区寺町通四条下ルに開業すると発表した。「異業種の共生による『寺院再生』のモデルケースを示したい」とし、6月19日から宿泊予約の受け付けを始めた。 浄教寺は浄土宗の寺院。平重盛建立の燈籠堂に起源を持ち、安土桃山時代の1591年現在の場所に移った。 建物は地上9階、地下1階建て延べ約6900平方メートル。寺は1階に入り、1階の一部と2~9階がホテルとなる。客室数は167室。2階には大浴場や一般利用可能なレストランも備える。 内装のイメージは寺の雰囲気と合うよう、白黒で統一。ロビーに寺の歴史的保管物「象鼻」を展示するほか、寺と連携し、宿泊者向けに「朝のお勤め」や「写経」の体験を行う予定。
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