民主党の細野幹事長は長崎市で講演し、自民党や日本維新の会から相次いでいる歴史認識を巡る発言について「戦時中を含め日本がやったことを正しいとするのは国家主義だ」と批判し、両党との歴史認識の違いを際立たせていきたいという考えを重ねて示しました。 この中で、細野幹事長は「今の自民党や維新の会の歴史認識に危惧を覚える。安倍総理大臣や自民党の高市政務調査会長が、村山談話や河野談話の見直しに言及しており、本音はそこにあるだろう。自民党や維新の会から、先の戦争が『侵略』だったのかどうか再検討しようとする動きが出ている」と指摘しました。 そのうえで、細野氏は「今の自民党と維新の会は保守政党には見えない。村山談話や河野談話を見直し、戦時中を含め日本がやったことを正しいとするのは、国家主義だ」と批判し、両党との歴史認識の違いを際立たせていきたいという考えを重ねて示しました。