●純利益は2790億円に 任天堂は2009年5月7日、平成21年3月期の決算を発表。売上高は1兆8386億円(うち、海外売上高1兆6096億円)、営業利益は5552億円、経営利益は4486億円、純利益は2790億円となり、すべての数字において過去最高を記録した。 世界的な不況が続くなか、任天堂は据え置きゲーム機のWii、携帯ゲーム機のニンテンドーDSシリーズともに、継続して好調な販売を続けている。分析によると、海外ではニンテンドーDS Liteの販売が堅調を維持し、日本国内においては2008年11月1日に発売されたニンテンドーDSiが大ヒットを記録。これによりニンテンドーDSシリーズの全世界販売台数は1億178万台(当期だけで3118万台)となり、ゲーム機としては史上最短の期間で販売台数が1億台を超えた。一方、Wiiも全世界的なブームが続いている。当期の販売台数は全世界で2595万台。累計