アニメ「らき☆すた」のヒロインの実家のモデルとして、ファンから“聖地”として話題となっている鷲宮神社(埼玉県鷲宮町)で、10年の三が日の初詣で参拝客数が過去最高の45万人だったことが5日、明らかになった。同神社によると、アニメ放送前の5倍になった。 鷲宮神社は、由緒は神代にさかのぼると伝えられ、「吾妻鏡」にもその名が記される「関東最古の大社」。ヒロインの柊姉妹が住む「鷹宮神社」のモデルとして、07年にアニメが放送されてから、ファンが続々と参拝に訪れ、イラストを描いた絵馬などを奉納するようになり、“聖地巡礼”と呼ばれた。同町商工会は、原作の出版元「角川書店」の協力を取り付けて、グッズを販売したり、イベントを開催するなど町おこしに活用し、周辺の幸手市でも同作品のグッズの発売などの取り組みが話題となった。 参拝客は、07年は9万人だったが、08年が30万人、09年が42万人と増加の一途で、同町