シリアで7年前、ジャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜さんが殺害された事件などに関与したとして、アメリカの連邦地方裁判所は過激派組織IS=イスラミックステートの元戦闘員に終身刑を言い渡しました。 過激派組織ISの元戦闘員で、イギリス国籍を剥奪されているアレクサンダ・コテー被告は、シリアで2015年にジャーナリストの後藤健二さんと湯川遥菜さんが拘束され、殺害された事件や、2012年から2015年にかけてアメリカ人4人が殺害された事件などに関与したとして、殺人の共謀罪などに問われていました。 コテー被告は去年9月、すべての起訴内容について認めていました。 アメリカ南部バージニア州の連邦地方裁判所は29日、コテー被告に終身刑を言い渡しました。 この裁判で、同時に起訴された元戦闘員のエルシャフィー・エルシェイク被告については、先月、同じ連邦地裁の陪審が有罪とする評決を出していて、ことし8月に量刑が