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2009年3月18日のブックマーク (4件)

  • 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】CPUのアーキテクチャ時代の転換点となるAMDの「Bulldozer」

    ●2011年にCPUアーキテクチャを変革するIntelとAMD PC&サーバー向けのx86 CPUにとって、おそらく2011年が次の大きな転換点となる。単なるアーキテクチャの変わり目ではなく、10年に1度のターニングポイントだ。 IntelとAMDの2011年までのCPUロードマップが見えてきたことで、x86 CPUワールド全体の大きな流れが見えてきた。簡単に言えば、2004年から2010年の「マルチコア化時代」が終わりを迎え、2011年からは「マルチコア+ベクタ拡張+システム統合時代」に入る。2011年がCPUアーキテクチャの方向が再び変わるターニングポイントとなる。今年(2009年)から来年(2010年)は、そのための助走時期で、慣性でマルチコア化が続く時期となりそうだ。 昨年末から今年にかけて、IntelとAMDの双方が、CPUコアアーキテクチャの転換を2011年に据えたことを明らか

    qzakuq
    qzakuq 2009/03/18
  • 【短期集中連載】大原雄介の最新インターフェイス動向

    ●Signal Simulation 現在のPCI Express Gen2の配線にGen3の信号を通すとどうなるかというシミュレーションの結果が、2008年秋のIDFの技術セッションの中で幾つか示されている。 まず1つ目は、既存のマザーボードや拡張カードを模した組み合わせで、E2E(End to End)での信号のEye Heightを見たものだ(写真1)。結果はこちら(写真2)。全部で48パターンのシミュレーションを行なった結果、Eye Heightがとりあえず正というものが約半分。大雑把に言えば、実際には半分以上のケースで、そのままでは8GT/sの信号は流せないということになった。 【写真1】マザーボード上のコネクタ経由で拡張カードが装着されるというケースで、配線長や配線インピーダンスその他を変えながら、各々のケースでEye HeightとEye Widthがどうなるかをシミュレーシ

  • 【短期集中連載】大原雄介の最新インターフェイス動向

    ●Atomic Read-Modify-Write 今回取り上げるのはAtomic Read-Modify-Writeである。これはCPUとデバイス間、将来的にはデバイス同士の間で調停を取るためのメカニズムである。従来、こうした仕組みはCPU側で、それもOS内部でクリティカルセクションなどを用意し、特権命令で排他制御をしながら実装されるのが普通だった。もっともこれは当然ながらプロセス間やプロセス-OS間の同期が目的だ。デバイスとの同期は通常ドライバが取るのが普通だし、デバイス同士で同期を取るというケースは殆ど考える必要が無かったからだ。 ところがPCI Expressの高速化もあって、ある種のアクセラレータを使う可能性が非常に高まりつつある。手近なところではGPGPUがその最右翼だろう。OpenCLなどの追い風もあり、さまざまなアクセラレータをPCI Express経由で利用するというケー

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン | IntelがAMDのx86ライセンス違反を警告

    ●Intelの攻勢で次のラウンドに突入 米国時間の3月16日、IntelはAMDに対し、同社が2001年に締結したクロスライセンスを侵害していると通告したことを明らかにした。Intelは、AMDが製造部門を分離して設立した「Global Foundries」(これまでThe Foundry Companyという仮称で呼ばれていたAMDの旧製造部門)は、クロスライセンス契約で定められるAMDの完全子会社ではなく、したがって2001年のクロスライセンスによる技術ライセンスの対象と成り得ないとしている。 それどころか、AMDがATICと共同出資でGlobal Foundriesを設立したこと自体が、クロスライセンスの守秘義務違反であると述べている。さらにIntelは、クロスライセンスのうち、この問題に関連した部分について公開することをAMDに提案したが、AMD側がそれを拒否しているとも述べている