アメリカの国立図書館がサンプリング用の音素材を無償提供するプロジェクト「Citizen DJ」のウェブサイトを公開。実際に使ってみたところ、予想以上に楽しいサイトだったので、今回はそれについて書いてみたいと思います。 ヒップホップ黄金期に影響を受けた無料サンプリングネタサイト 「Citizen DJ」は、図書館の”Innovators in Residence”メンバーのBrian Fooが、ヒップホップ黄金期にインスパイアされて開発したもの。その目的は図書館所蔵の録音物をプロデューサーやミュージシャンに無料で解放し、それを新しい音楽にすることで普通なら聴かれることがないであろう素材や文化、音楽の歴史と一般リスナーをつなげることだといいます。 なかなか壮大な感じがしますが、これまでにもアカデミックな分野とヒップホップが結びつく実例があるアメリカらしいプロジェクトではないでしょうか? サンプ