2011.06.14 「ミスター大丈夫」山下俊一教授が「避難したほうがいい」と言い出した カテゴリ:ニュース 週刊現代6月18日号より 転載 「ミスター大丈夫」山下俊一教授が「避難したほうがいい」と言い出した 「年に100ミリシーベルトを浴びても大丈夫」としていた専門家が、最近ややトーンダウン気味。安全説に変わりはないのか。それとも現状の前に主張を変えたのか。信じがたい発言の真意とは・・・・。ご本人の談話とあわせて検証する。 事故発生から約3ヵ月、福島第一原発から撒き散らされた放射性物質で、日本の国土は汚染され続けてきた。子供たちを含む人々の健康についても、被爆量の上限が年間1ミリシーベルトから20ミリに変わったり、さらにまた1ミリに戻されたりと迷走続き。国や専門家に対する国民の不信と不安は頂点に達しつつある。 その中で、ずっと“安全説”を唱えてきた識者が山下俊一・長崎大学教授(58歳)だ