2007年度 理研ベンチマークコンテストで優勝(1PC部門) 毎年理研シンポジウムと併設して開催されている理研ベンチマークコンテスト は通称「姫野ベンチ(Himeno Bench)」と言われ、流体計算のコア部分であるポアソン方程式をPoint Jacobi法で計算するプログラムです。従属変数である圧力の配列より係数配列の方がずっと大きく、それらは普通サイズのキャッシュには収まらず、メモリバンド幅テストと皮肉られるほど最近のPCなどでは性能が出ないベンチマークテストです。通常の流体計算では殆ど用いられなくなった行列解法ですが、これまでにさまざまなマシンでのベンチマーク実績があり、差分系の数値計算等については他に適当なベンチマークテストがないことから国内では良く使われるベンチマークテストです。 最近 GPGPU (General-Purpose computing on Graphics Pr