商品の配送を頼んだり通販で買い物をした時、役目を終えた梱包材や緩衝材を見て、「これが全部ゴミになるのか」とため息が出る。かといって、商品を“裸”で配送されても困る。物が運ばれるのに、なくてはならない梱包資材。メーカーや業界は、ゴミ削減に向けてどんな工夫をしているのか。 日本包装技術協会によれば、「包装と環境」は業界の重要テーマだという(同協会包装技術研究所包装材料研究室長の澤村邦夫さん)。 10月7日から「東京国際包装展 東京パック2008」が東京ビッグサイトで開催されているが、出展ブースには環境対応型の梱包資材をアピールする企業が目立った。 「プラスチックから紙へ」「さらに減量化」の流れ 「5年ほど前まで、梱包材は発泡スチロールが主流でした。軽くて緩衝能力に優れ、いろいろな形に加工しやすいからです。しかし、かさばるので回収に手間がかかり、リサイクルしづらいという難点があった。燃やすと有害
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