報道陣に初公開されたカプセルの耐熱カバー。左はJAXAはやぶさプロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授=相模原市中央区の市立博物館で2010年7月29日、手塚耕一郎撮影 7年間、約60億キロに及ぶ小惑星イトカワへの旅を終えた探査機「はやぶさ」のカプセルが29日、相模原市立博物館(同市中央区)で報道陣に初公開された。30~31日には一般公開される。 この日公開されたのは、小惑星の物質が入っている可能性がある容器部分を除いたカプセルの実物(直径30センチ)と耐熱カバー(同40センチ)、パラシュートなど。いずれもほとんど無傷で、順調に着地したことが分かる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎はやぶさプロジェクトマネジャーは「世界でここにしかない日本の宝だ。この展示を見て、日本の科学技術を誇りに思ってほしい」と話した。午前9時半~午後5時、入場無料。8月2~6日に茨城県つくば市のJAXA筑波
米アップルは28日、24日に発売した新型携帯電話「iPhone(アイフォーン)4」の販売台数が、24日の発売から26日までの3日間で170万台を超えたと発表した。同社のスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)は「アップルの歴史の中で最も成功した製品。購入できなかったお客様におわびします」とコメントした。 アイフォーン4は、両面ガラス製。これまでの機種と比べ、通話時間が40%伸びたほか、アイフォーン4同士でビデオ通話ができる。米国、日本のほか、イギリス、フランス、ドイツで販売されている。7月末までにはさらに18カ国で発売する予定。 アイフォーンは、07年6月発売の初代機が74日、08年7月発売の3Gと、09年6月発売の3GSは3日で100万台を超えたが、アイフォーン4は前3機種を上回る規模で売れている。【岡礼子】
はやぶさの試料容器が入っているカプセル内部=相模原市のJAXA宇宙科学研究所で2010年6月24日、JAXA提供 小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセル内の試料容器を開く作業が24日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(相模原市中央区)で始まった。JAXAによると、同日までに気体の採取に成功した。この中に、小惑星イトカワ由来の気体が含まれているかどうか、今後慎重に分析する。 試料容器は円筒形で二重構造。22日、開封作業の準備段階で、外側の容器のふたを開けた際に微量の気体が採取された。容器は宇宙空間では真空状態になるよう設計されており、気体は▽イトカワで採取した物質の表面から発生した可能性▽地球帰還後、大気が混入した可能性▽はやぶさ内部の樹脂や金属などから発生した可能性--が考えられるという。 今後、イトカワ表面の微粒子が入っていると期待される内側の容器(直径約5センチ、高
神奈川県厚木市が取得した旧「厚木恵心病院」の建物=厚木市山際で2010年4月30日午後2時42分、長真一撮影 神奈川県厚木市は30日「心霊スポット」として知られ、周辺住民から苦情が寄せられていた旧「厚木恵心病院」の跡地(同市山際)を取得したと発表した。建物を取り壊し、公園などを整備する予定。 市によると病院は97年に事実上廃業し、建物に落書きがされたり、窓ガラスが割られるなど廃虚化。ぼやや強盗傷害事件が起きたほか、テレビやインターネットで「心霊スポット」として紹介され、住民から市に苦情が寄せられていた。 市は土地・建物の登記簿上の所有者である大阪府の宗教法人に譲渡を求めたが、複数の抵当権が設定され交渉は滞っていた。しかし法人側が市税を滞納していた堺市が差し押さえて公売にかけ、4月23日に厚木市が1263万円で落札した。敷地面積は2605平方メートル、建物の延べ床面積は5103平方メートル。
再生に向けた植え付けが済み報道陣に公開された大銀杏=神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で2010年3月16日、吉野正浩撮影 神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)は16日、強風で折れた大銀杏(おおいちょう)の幹の植え付け作業を終え、報道陣に公開した。本殿に続く石段脇で、残った根の約7メートル西側に植え、再生に期待を寄せる。 大銀杏は樹齢1000年とされ、かつて源実朝を暗殺した公暁が隠れていたとも伝えられる。幹回り約6.8メートル、高さ約30メートルだったが、雪交じりの強風の影響で10日朝、根元付近が折れて倒れた。 再生の可能性があるとの判断で、幹の下部約3.6メートルを植え直した。内部には直径約1メートルの空洞もある。残った根からも、ひこばえ(幼木)が生えるかもしれないという。 石段は現在、通行止めになっているが、八幡宮は近く、一般の参拝客にも大銀杏を公開する予定。【吉野正浩】
倒れた大銀杏を調べる浜野周泰教授=神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で2010年3月12日午前6時半、吉野正浩撮影 神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)は12日、雪交じりの強風で倒れた大銀杏(おおいちょう)の幹の一部を植え直し、再生を図る方針を決めた。同日朝、木を診断した東京農業大の浜野周泰教授に「埋めた株から根が出る可能性がある」とお墨付きを得た。 八幡宮によると、下から約4メートルの部分で幹を切断して枝を払い、土中に残ったままの根の近くに植える。浜野教授は10日に倒れた直後は「再生は厳しい」との見方を示したが、12日の再診断後に「保証はできないが、埋めた株からも根が出るかもしれない」と述べた。残っている根からも、ひこばえ(幼木)が生えてくると期待されている。 吉田宮司は「時間がたつと木が死んでしまう。再生へ向けて作業を始める」と話し、八幡宮工務所の技手(ぎて)は早速、工具などの準備を始め
倒れた大銀杏に酒と米を供える神職=神奈川県鎌倉市雪ノ下2の鶴岡八幡宮で2010年3月10日午前7時半、吉野正浩撮影 10日午前4時40分ごろ、神奈川県鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮(吉田茂穂宮司)の本殿前にある県指定天然記念物「大(おお)銀杏(いちょう)」が、根元付近から折れて倒れているのを警備員が見つけた。9日夕から続いた強風が原因とみられる。けが人はなかった。大銀杏は鎌倉幕府三代将軍、源実朝(さねとも)の暗殺事件の「隠れ銀杏」として知られる。同八幡宮関係者は「あり得ないことだ」とぼうぜんとしている。 八幡宮によると、大銀杏は幹回り6.8メートル、高さ約30メートルで樹齢は1000年とされる。午前4時15分ごろ、当直の警備員が3回ほど「ドンドン」という音を聞いた。警備員は「積もった雪が落ちる音だと思った」という。その後、落雷のような音がしたため、様子を見に行くと大銀杏が倒れていた。市消防本部に
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