ターンアラウンド債権回収(株)(千代田区九段南4-2-11、設立平成13年2月、資本金5億800万円、松﨑布見子社長)は6月13日、東京地裁に破産を申請した。申請代理人は大木丈史弁護士(東京ウィル法律事務所、千代田区永田町1-11-30、電話03-5511-7033)。 負債総額は現在調査中。 平成13年6月に法務大臣の営業認可を受け事業を開始。一時ライブドアの傘下となったが、その後、主要株主が変化し、21年9月に中小企業振興ネットワーク企業6社が株式を取得した。これに伴い、日本振興銀行を中心とした中小企業振興ネットワーク内での事業を展開していた。しかし、もともと厳しい事業展開であったうえ、主力行である日本振興銀行が22年9月、東京地裁に民事再生法の適用を申請したことで資金調達の後ろ盾を失うこととなった。また、23年4月に日本振興銀行が事業の一部を第二日本承継銀行に譲渡したが、当社の債権は