米南部テキサス州の教会で5日、男が銃を乱射し、26人が死亡した。容疑者の親族がこの教会と関係があったとの情報があり、親族間のトラブルが引き金となった可能性がある。容疑者は住民の反撃を受け、逃走中に死亡。銃規制を求める声が出る一方、事件は銃を所有する権利の正当化にもつながりそうだ。 現場は州南部の小さな町サザーランドスプリングスにある「ファースト・バプテスト教会」。5日午前11時20分(日本時間6日午前2時20分)過ぎ、日曜礼拝中に男が押し入り、発砲した。報道によると、男は軍仕様のライフルを持ち、防弾チョッキを身につけていた。犠牲者には5歳の子どもや妊婦、牧師の14歳の娘もいたという。約20人がけがをした。 複数の米メディアによると、乱射したのは現場から約60キロ離れた町に住むデビン・ケリー容疑者(26)。米連邦捜査局(FBI)などが容疑者の自宅を捜索するなどして動機を調べている。米CBSテ