川西 政明(かわにし まさあき、1941年8月5日 - 2016年8月26日[1])は、日本の文芸評論家。日本文芸家協会、日中文化交流協会会員。 来歴・人物[編集] 大阪府大阪市[2]生まれ。広島県尾道市出身[3]。 1965年[2]、中央大学商学部[2]卒業後、河出書房新社へ入社し、文芸編集者生活時代には『高橋和巳作品集』、『埴谷雄高作品集』などを編集、渡辺淳一の担当だった。 1972年に退社後[2]、文芸評論活動に専念。戦後派文学や新日本文学会で活動した作家に関する論考が多い。 1997年『わが幻の国』で第25回平林たい子文学賞受賞。 2006年に『武田泰淳伝』で第17回伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。 著作[編集] 『不果志の運命、あるいは高橋和巳についての断片的な考察』(講談社、1974年) 『大江健三郎論 未成の夢』(講談社、1979年) 『一つの運命-原民喜』(講談社、1980