Maxentの利用方法の続きです。ようするに、Maxentは、生き物の生息データと、その場所の環境データ(標高、植生など)から、対象地域内での生息確率を予測するツールです。これだけだとRでのロジスティック回帰分析などと手順はあまり変わりません。 しかし、Maxentの便利な所は、 計算された生息確率が、どの環境データにどれくらい依存しているか? それぞれの環境データの値の変化が、生息確率にどのように影響するか? この結果も同時に出力できるところです。つまり、変数選択と、変数の説明も同時にできてしまうのです。この結果を利用すれば、HSIモデルを簡単に作成できるので、その方法を紹介します。 1. Maxentの設定 Maxentを実行するときに、"Create response curves" と "Do jackknife to measure variable importance"にチェ
![Maxentの利用方法 その2;MaxentでHSIモデルを作成する方法 - 自然環境保全のための周辺技術](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ba6aa34cb61711355cb8f4fceee430b4ef2dc732/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftmizu23%2F20100416%2F20100416165359.png)