タグ

2007年6月14日のブックマーク (2件)

  • HDMI(2)――デジタル時代のAVケーブル

    対応オーディオコーデックの増加 2002年に登場したHDMIは、4.95Gbps(165MHz)という帯域幅を利用し、映像と音声をデジタル信号のままケーブル1で転送することを実現した。映像の最大解像度は1080p(1920×1080ピクセル)と、当時市販されていたテレビの表示能力を大幅に上回り、ハイビジョン放送が一般化する最近まではあえて1080pをサポートしないHDMI対応機器も存在したほどだ。 HDMIの規格は毎年のように見直されているが、テレビ側の表示対応がなかなか進まないという事情もあり、音声に力点を置いた改良が施されてきた。最初のバージョン(1.0)では、Dolby Digital/DTSとPCMのみサポートされていたが、2004年リリースの1.1ではDVD Audioと7.1ch PCMに、2005年リリースの1.2ではワンビットオーディオ(SACD)にと、対応するオーディオ

    HDMI(2)――デジタル時代のAVケーブル
  • HDMI(1)――デジタル時代のAVケーブル

    HDMI(High-Definition Mulitimedia Interface)は、デジタル機器を接続するインタフェースの規格だ。映像と音声のデータを一括転送できるため、従来は2以上のケーブルで接続していたテレビとDVDレコーダーも、HDMIケーブルならば1で用が足りてしまう。しかもデータはデジタルのままで、理論上信号の劣化はない。さらに制御信号も扱えるので、テレビとDVDレコーダを連携動作させることも可能。スマートさとインテリジェント性をあわせ持つ、デジタル家電向けの接続規格なのだ。 HDMIはゼロから策定された規格ではなく、PCのデジタルディスプレイ接続規格「DVI」をベースにしている。そこへ音声信号とHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)という著作権保護を目的とした暗号化プロトコルの仕様を盛り込み、さらに機器認証などの

    HDMI(1)――デジタル時代のAVケーブル