11月3日付の日本経済新聞朝刊は、グリー<3632>の7~9月期の連結決算は、売上高が前四半期(4~6月期)並の400億円前後、営業利益が同16%減の160億円前後になった公算が大きい、と報じている。 報道によれば、「コンプガチャ」問題後に始まった自主規制への対応で、ゲームの課金収入が伸び悩んだとのこと。4~6月期に続いて、2四半期連続でのマイナスとなる。海外は、Funzioの連結への組み入れや、ヒットタイトルも生まれたため増収だったという。 また、足元の業績は、新作ゲームの投入効果で、国内の課金収益を中心に緩やかな回復傾向にあるようだ。ただし、スマートフォン対応を強化した新作を積極投入して収益の拡大を図る一方、市場の成長鈍化による競争の激化などの影響が懸念されるとしている。 なお、これに対し、グリーは本日(11月5日)、「当社の平成25年6月期第1四半期の業績見通しに関する一部報道があり