財務省の福田前事務次官のセクハラ発言が報じられた問題では、麻生副総理兼財務大臣が、「担当記者を男性に替えればいい」と述べたと、一部の週刊誌で報じられています。これに関連して、政府は27日の閣議で、セクハラ防止策として担当記者を男性のみにすることは妥当ではないという内容の答弁書を決定しました。 これについて、立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員は、セクハラ防止策として、取材担当記者から女性を排除し、男性のみにすることが妥当と考えているのかという質問主意書を提出していました。 これに対し、政府は27日の閣議で「妥当なことであるとは考えていない」とする答弁書を決定しました。答弁書では「政府としては、男女が性別による差別的取り扱いを受けないことなどを推進している」としています。