日本企業共通の課題は人手・人材不足である。AI(人工知能)やロボットは解決の有力な選択肢となるが、テクノロジーを導入すれば万事解決するという単純な話ではない。変革リーダーの使命は「従業員がより付加価値の高い業務を担えるよう、業務プロセス改革や従業員の業務(タスク)・役割の見直し、働き方改革を推進する」ことである。 日経クロステックが2024年3月27日に開催した「ITイノベーターズ会議」には、日本を代表するDXリーダー(ITイノベーターズのエグゼクティブメンバー)約40人が集結。「業務効率化/生産性向上に効くDXの本質」をテーマに、人手・人材不足に打ち勝つための変革シナリオについて多角的な議論が交わされた。 第3回 IT部門は「バウンダリースパナー」を目指せ、DX先進企業が明かす業務改革の極意 「ITイノベーターズ会議2024年3月」報告(3) 「部門ごとの生産性向上では成果に限界があるた
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