世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点があったとして8日に氏名が公表された自民党の神奈川県内の国会議員10人。このうち複数の議員が9日、毎日新聞の書面や電話での取材に応じ、接点の経緯や今後の対応などについて説明した。 「(教団側からの)電報依頼を含めて全て断ってきたが、一般人が参加する会とのことで、国会審議中の政策を説明するのは国会議員の義務でもあると受けた」。教団の関連団体の会合で講演した経緯についてこう説明するのは、党前幹事長の甘利明衆院議員(13区、比例)だ。甘利氏の事務所によると、2022年4月に地元信者から、経済安全保障について講演依頼があったという。「教団側の『宗務イベント』に参加したつもりはな…