ブックマーク / miyukey.hatenablog.com (6)

  • 「雲と鉛筆」吉田篤弘 「あいだ」にある美しさに気付く  (感想) - Miyukeyの気まぐれブログ

    秋の夜長、どう過ごされていますか? 温かいミルクティーでも片手に、眠る前のほんのひと時を ゆったり過ごすのに、読書は最適です。 ちょっと不思議で温かいストーリー、 「雲と鉛筆」(吉田篤弘)をご紹介します。 鉛筆工場で働いている「ぼく」は屋根裏部屋に住んでいます。 毎日、雲の絵を描き、遠い街に住む姉に手紙を書き、 散歩をする・・・ 登場人物は いつも人生の話ばかりをしている友達人生」、 利便性を追求した商品を売り歩くセールスマンの「ジュットク」 気が短いけれど腕は確かな理容師の「バリカン」 いつも眠気を我慢している茶葉の店の店員「アクビ」。 これは小説のようで小説ではなく、 詩のように美しい文体で語られる いわゆる哲学書のようなものなのかもしれません。 あらすじだけを追うのなら30分ほどで読めてしまうでしょう。 でも、それぞれの登場人物が語る言葉のひとつひとつに 立ち止まり、自分に問いかけ

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  • ぜったい人生が変わる!「小さな習慣」のすすめと二か月試した私の場合 - Miyukeyの気まぐれブログ

    今日は、私が出会った良書 「小さな習慣」 (スティーヴン・ガイズ著)をご紹介します。 また、記事の最後で、私自身が2か月間続けた結果も書いていますので 読んで頂ければ嬉しいです☆ ☆目次☆ [:contents]  ←「小さな習慣」を読んだことがない人・内容をおさらいしたい人はこちらから 1、ばかばかしいほど小さな習慣を毎日続ける 2、達成率100%を目指せ 3、スタートするのが一番むずかしい 4、毎日続ける意味は何か? [:contents]  ←「小さな習慣」を読んだことがある人はこちらから 6、最後に ●このをおすすめしたい人 ☆良い習慣を身に付けたい ☆三日坊主になりがち ☆ズボラ&面倒くさがり ☆モチベーションが続かない ☆気で今の生活を変えたい ☆悪い習慣を断ち切りたい あなたはいくつあてはまりますか? 一つでもあてはまれば、このが大きな助けになると思います。 ちなみに私

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  • バラの写真で気分を上げよう☆薔薇のフォトギャラリー(国内編) - Miyukeyの気まぐれブログ

    お題「#おうち時間」 (2018年 自宅にて撮影) 5月は私が大好きな薔薇が咲く季節。 ご近所のバラの木がひとつ、またひとつと花を咲かせ始め 目を楽しませてくれています。 この街に引っ越してきた当初は、 薔薇を育てているお家の多さにびっくりしたものです。 毎年、この季節になるとバラの花を見に出かけていますが 今年はSTAY HOME。 近所の公園も、混雑を避けるため、 つぼみを全て剪定してしまったそうです。 薔薇の花がかわいそうだし 公園の花の手入れをされていたスタッフの方のお気持ちを考えると 悲しくなるのですが 開花前につぼみを切り落とすことで 茎に養分を蓄えることができ、今後に向けてよい芽ができて、 秋にはより美しく大輪の花を咲かせることにつながる可能性があるとの記事を見つけ 少し安心しました。(参考: https://www.tokyo-np.co.jp/article/nation

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  • コロナ終息を祈って。(写真)ウィーンとハンガリーのペスト塔に想いをはせる - Miyukeyの気まぐれブログ

    ウィーンのコールマルクト通り(2018年9月撮影) 新型コロナウィルスが全世界で猛威を振るう中、 ふと頭に浮かんだのが、一年半前、中欧ヨーロッパで見た ペスト終焉の記念碑や塔。 美しい芸術作品や圧巻の建築物、荘厳な教会、 お洒落なカフェに、かわいいお店など・・・ 中欧ヨーロッパの街には目を奪われる魅力的なものが多すぎて、 旅行した当初は、正直、ペスト塔が心に残ったわけではありませんでした。 けれど、コロナウィルスが蔓延し、 たくさんの人々が苦しみ、不安と恐怖を抱える今、 ペストの終焉を記念して建てられた記念碑や塔が 胸に迫って思い出されるのです。 人々が病と闘い、大切な人を亡くして心に傷を負いながらも 終焉を歓び、一歩を踏み出すことを誓って建てたモニュメント、 それがペスト塔です。 私たちは、いつコロナの脅威に打ち勝ち、 終息の日を迎えることができるのでしょうか。 その日が一日も早く訪れる

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  • 東京都庭園美術館の魅力!白金台の旧朝香宮邸でアールデコ建築と美術作品を堪能しよう♪ - Miyukeyの気まぐれブログ

    白金台にある東京都庭園美術館。 旧宮家である朝香宮夫がお住まいだったアールデコ建築と 芸術作品を同時に楽しめる、この上なく美しい空間を ご紹介します。 (注:新型コロナウィルスのため2020年3月31日まで全面休止になっています。 早く終息して、無事開館するといいですね。) ↓↓過去に開催された「ルネ・ラリック展」の写真と感想、 ↓↓心に残った作品を記事にしました。ご興味がある方はぜひご一読ください。 miyukey.hatenablog.com 1、東京都庭園美術館の建築について 東京都庭園美術館の建物は、 1933年、当時皇族であった朝香宮がご自宅として建てられた邸宅です。 朝香宮妃殿下(1891~1933)朝香宮殿下(1887~1981)1906年創設の宮家 写真引用サイト: https://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/area/museum/08

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  • 芥川賞受賞作!古川真人「背高泡立草」の感想 - Miyukeyの気まぐれブログ

    家がもし話せたら、どんなことを話すのだろう? 何世代もの家族が暮らしてきた古い家。 考えてみれば家は、住まう家族の物語や歴史を見つめているものだ。 この小説は、「家」というものを軸に 家族の繋がり、人々の悲喜こもごも、時の流れ、 そして長崎の小さな島の移り変わりを描いている。 一家で草刈りに行くところから物語は始まり、 今はもう誰もがぼんやりとしか覚えていない過去を さかのぼっていく。 海を渡って一旗揚げたい夫と、それについて行かざるをえない。 海を渡った夫婦が売りに出した家は酒屋をしていた男が買い取り、 移り住む。 敗戦後には難破した密航船で溺れかけた外国人たちを休ませるために 家の土間が使われる。 島でクジラ漁が盛んであったときは青年が刃刺しになるための無言の修業を積んだ。 また、グレかけた中学生がカヌーで島に辿り着き、 その家にカヌーを置いて帰ったこともあった。 そんな様々な人間模

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