とどのつまりMMORPGの本質は、擬似的な経済活動であると言ってもいい。 狩りもPVPも生産も取引もすべては、MMORPGが一つの経済圏として成り立っているから成立するものであり、擬似的な経済活動であるからこそみんな熱中するし、時にはシャレにならないような事件も発生する。 多くのMMORPGの製作者や運営が勘違いしているところに、MMORPGはオフラインのRPGの延長線上にあるゲームではないという事が挙げられる。 本質的にMMORPGは「経済圏を共有するゲーム」であって、オフラインRPGとはまったくゲームの本質が異なっているのだ。 それがわからないで大失敗している例として『Fallout76』が挙げられるが、これはベゼスダがMMORPGの本質が経済圏の確立であるという事がわからないままFalloutの世界観をMMORPGにしてしまい、そのせいでMMORPGなのかサバイバルアクションなのかよ