研修資料の余白に:『はだかの王様の経済学』は戦慄すべき本である (2008/06/16, 17 日に 注 等細かい加筆, 22日にコメントなど加筆。) 山形浩生 要約:松尾『はだかの王様の経済学』は、解説されている疎外論がひがみ屋の責任転嫁論でしかないうえ、それを根拠づける「本来の姿」だの「実感」だのがあまりに恣意的で確認しようがなく、まったく使えない。そして「みんなで決め」ればすべてうまく行くというお花畑な発想は悪質なニュースピークによる詐欺であるばかりか、最後にはポル・ポトまがいの抑圧思想に直結していて戦慄させられる。 目次 序 「設備投資」は「コントロールできない」か? 疎外とはひがみ屋の天国である。 「本来の姿」ってだれが決めるの? 市場を超える「話し合い」って? 「みんな」で決めればだれも不満はない? おわりに 本稿への反応など 蛇足コメント 1. 序 松尾筺『はだかの王様の経済
6月14日、東京大学駒場キャンパスにて、「機動戦士ガンダム」などで知られるアニメーション監督・原作者の富野由悠季氏と東京大学工学部教授のディスカッション企画「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」が行なわれた。前半は富野監督と東京大学情報理工学系研究科長で工学部・機械情報工学科の下山勲教授、東京大学工学部・航空宇宙工学科の中須賀真一教授とのディスカッション、後半は東京大学卒業生で実業界で活躍している2人を交えたパネルが行なわれた。 「テクノドリーム」とは、主に東京大学の若い学生たちに工学が持つ夢やロマンを伝えてエンカレッジしようという趣旨で企画されたシリーズ。当日は土曜日、しかも学外からも参加できたため会場は満員。大勢がディスカッションに耳を傾けた。なお内容は「東大TV」で配信され、今後も年に1回のペースで行なわれる予定だという。 司会をつとめた東京大学工学部・広報室の内田麻理香
http://cruel.org/other/matsuo/matsuo.html 実はまだ読んでないんだよなあ。笑。まあ、疎外論ぽい枠組みは、新古典派経済学を少し応用すればできる(もちろんそれはマルクス経済学の疎外論とは違う)し、また同様に新古典派経済学を利用してマルクス的ひがみ論とは違う次元でひがみ論を語ることができる。だから疎外やひがみ自体は経済学的にみても重要なテーマだと思う。 ということを山形さんが一言でいうと次のようになるんだろうね。 :疎外論とやらを勉強しても何の御利益もなさそうどころか、それでまたもやポル・ポトと同じ論理に陥るのでは何の甲斐もないじゃないか。それに、そこで言われていたようなことは、ゲーム理論のナッシュ均衡でおおむね説明できてしまうんなら――何の意味がある?: まあ、実際にはナッシュ交渉解なんだけども、このような新古典派経済学の枠組みを少し拡張して、疎外やひが
全国のアニメスキー、こんばんわ。 まるでアニメの世界から飛び出たような金髪碧眼の美男美女。そんな海外のOtakuたちが活躍する姿をテレビなどでよく見かけるようになった。 ヨーロッパではフランス、イタリア、そしてイギリスやドイツ。インターネットは世界に日本のコンテンツを伝えたとも言える。ロシアもそのひとつだ。シベリアの中心都市ノボシビルスクで育った金髪の乙女Jenya(じぇーにゃ)は、ロシアにおけるファーストチルドレン。まだまだ紹介されることの機会の少ないロシアのオタク事情はどうなっているのか? アスキー総合研究所所長の遠藤諭が聞いた。 ソ連崩壊とオタクの関係 ── 日本のコンテンツとの出会いは? Jenya 13歳の頃に「トランスフォーマー」を見て17歳のときに「セーラームーン」に出会った。1話は見逃したけど、2話から毎回。授業と重なるときはVHSに録って……。声優の声も歌もとてもきれいだ
「聖なる」街と「引き裂かれた」街 - 過ぎ去ろうとしない過去 はてなブックマーク - 「聖なる」街と「引き裂かれた」街 - 過ぎ去ろうとしない過去 下らない言い争いをするつもりはないんだけど、とりあえず。 2008年06月15日 inumash 社会 脳内妄想が進んでる感が。アキバ/オタクに敵対性が内在しているなんざ当事者からしたら自明じゃね?それを隠匿しようなんて誰も考えてないと思うが。どう考えても単純化し過ぎ。 という僕のブクマコメに対するコメント、 2008年06月15日 hokusyu セルクマ, マジ 完璧。/↑理解している人はフランクに「普通のオタクは〜」なんて言いません。 はどうかと思う。テキストの背景や文脈を無視して「〇〇な人はそんなことしない。」なんて切って捨てるのは典型的な「切断操作」でしょう。「フランク」かどうか判断する材料をどこから集めたのかも不明。自分自身がその行
自民党の「米粉加工食品を普及推進する議員連盟」が発足し、福田首相が食糧危機に関連して「こういう内外情勢になると、食糧自給率を上げることは国家戦略上の課題だ」とあいさつしたという。この点は民主党も同じで、「自給率100%をめざす」などと言っている。 しかし、この政策は論理的に間違っている。いま起こっている食糧危機は、穀物価格の上昇である。以前の記事でも書いたように、高騰した小麦の国際価格でさえ、国内価格の約半分。米は1/3だ。自給率を高めるというのは、割高な国内穀物を増産することだから、価格高騰の対策にはならない。むしろ自給率(国内農家)を守るための補助金が、穀物の価格をさらに高くしているのだ。 では、供給の絶対的不足は起こるだろうか。1993年、米の凶作で260万トンの緊急輸入が行なわれたことがある。その原因は、減反政策で半分近い水田が休耕田になっていたためだ。普通に生産していれば、凶
「日本のモンスター親の圧力で学芸会で白雪姫25人登場」記事、英米でも反響 …「アメリカみたい」「共産主義だ」 1 名前:早よ説教部屋に来栖川芹香 m9( ゚д゚)→ネットナンパ師φ ★ 2008/06/15(日) 11:08:54 イギリスのタイムズ紙が日本のモンスターペアレントを記事にしたところ、アメリカなどから同紙サイトに共感のコメント書き込みが相次いでいる。英米両国は早くからモンスター親に悩まされていただけに、他人事とは思えない、ということらしい。 日本のある郊外の小学校で、ヒロインの白雪姫がなんと25人も現れる学芸会が行われた。 そこには、原作に出てくるコビトや魔法使いのおばあさんの姿はまったくない。舞台作りをし たのが、モンスターペアレントと呼ばれる日本の父母たち。ヒロインに1人の女の子を選ぶ のは不当だとして、教師たちを脅し、迷惑電話をかけて降参させたというのだ。記事では、 「
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