ビル・ロジオによると、イランの飼い豚モクタダ・アル・サドル率いるシーア派武装集団マフディ軍はいま、壊滅状態にあるという。今年に入ってマフディ軍は上層部だけで2000人も失ったという。約1300人が命からがらイランへ逃げ出した。無論かれらのリーダーであるサドルはいまだにイランの特別部隊クォッド軍に守られてイランのクォムで幽閉状態にある。 イラク軍が指揮をとった先の三月から五月までのサドルシティでの戦いでは、サドル市内だけでなんと1000人以上のマフディ兵が戦死した。これはマフディ軍の発表だから実際にはもっと多いと思われる。これがバスラでは415人、ナジャフ、カーバラ、といった地域でも400人以上が殺されている。 そこでサドルは苦肉の策として、マフディ軍を150人から200人程度の小さなグループに区分けして、ゲリラ作戦に取り組むことにしたと発表した。 しかしイラク側のリポートによると、これは単