イギリスのキャメロン首相は、過激派組織IS=イスラミックステートによる日本人殺害事件で、フリージャーナリストの後藤健二さんなどを殺害したとする映像に覆面姿で出ていたイギリス人の男に対し行われた空爆について、「自衛の措置であり、正しいものだ」と述べました。 キャメロン首相は、「ジョン」という名で知られるモハメド・エンワジ容疑者に対して空爆が行われたとしたうえで、「空爆が成功だったか、まだ確定はしていない。ただ、われわれはエンワジを追い詰め、多くの人たちの命を奪うことをやめさせるため、あらゆることをすると言ってきた」と述べ、イギリスがアメリカと緊密に連携してきたことを明らかにしました。また、キャメロン首相は「エンワジは、ISの処刑者のリーダーだ。多くのイスラム教徒を殺害し、さらに多くの人を殺害しようとしていたことを、忘れてはならない。空爆は自衛の措置であり、正しいものだ」と述べました。 さらに