十津川警部シリーズ3年ぶりの書下しとなる、西村京太郎「十津川警部 アキバ戦争」を読みました。いやあ、面白かったですよー。 というのもですね…。まずはあらすじを引用させていただきます。 「おかえりなさいませ、ご主人様」 秋葉原のメイド喫茶を訪れた日本画家・衣川円明は、交通事故で亡くなった娘・あすかによく似たメイドと出会う。彼女の名前は県明日香。名前まで一緒だ。 「故郷の山形に帰る前に、自分をモデルにしてほしい」という明日香の頼みに、日本画の最高峰と称されながら個展を開くことも絵を売ることもほとんどなかった孤高の画家は、娘のかわりに彼女の夢をかなえようと、一流ブランドで服を買い与え、高級ホテルで父娘の生活を楽しんだ。 だが翌日「娘の明日香を誘拐した」という電話が。身代金は一億円! 3年ぶりの書下しがこれでいいんでしょうか。いや、けっしてアキバ云々の題材がどうなの?とか言うつもりはなくって。まあ