今日の記事は体験談調に語っている「体験談をもとにした創作」である。 引きこもりではあるがたまに外食へいく機会はある。 そもそも人の多いレストラン等で外食をするのは、あまり好きな方ではないのだが、やはり考え抜いてつくられた商品としての料理は美味しい。 たとえ食材が冷凍食品で、厨房に居るのが新人の従業員だったとしても、店の管理者や本部の人間が、誰でも作れるように調整した調理方法と味付けで用意された商品は、料理下手なぼくがこしらえたものより、圧倒的に美味しい。 しかし、時々思う所がある。 アレルギーを持つ知人 今はほとんど交流が無いのだが、重度の食物アレルギーを持った知人がいる。彼は基本的に何でも食べる人間で、ぼくが用意した、どう考えても美味しくないオムライスもムシャムシャと食べ、奇麗にさらえる。 アレルギーには悩まされつつも、食欲と食への探求心は人一倍ある。 そんな彼と外食をしていたある日の事