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書評に関するrailwebのブックマーク (3)

  • 碓氷峠の神話~阿羅本景/バーニア600『碓氷と彼女とロクサンの。』(ファミ通文庫)雑感 | 筆不精者の雑彙

    ずいぶんブログ更新の間が空いてしまいましたが、ぼちぼちツイッターだけでなくブログの方も書いていこうと思います。別段書くことがないわけではなく、むしろ書きたいことがたくさんあるのに体がついてこないような感じでした。 さて、更新再開第一弾は、このブログのメインコンテンツ?である鉄道関係のトピックで、書く方にも読む方にも柔らかそうなお題で行きたいと思います。 というわけでいきなりですがクイズです。 今からちょうど20年前、1997年の秋に廃止された日の鉄道で、最急勾配66.7‰を持つ区間といえば? そしてその区間で活躍し、廃止とともに引退した車輌といえば? そんなの鉄道好きなら誰でも分かるよ、そもそもこの記事のタイトルでネタバレじゃないか―と皆様思われたでしょうが、こんな枕でお送りするのはこのの感想文です。 阿羅景/バーニア600 今からおよそ2年前に出版されたライトノベルです。タイトルと

    碓氷峠の神話~阿羅本景/バーニア600『碓氷と彼女とロクサンの。』(ファミ通文庫)雑感 | 筆不精者の雑彙
  • 牧久『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    屋で見かけてからずっと気になっていた牧久『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』(講談社)を昨晩から一気に読み上げました。 書は国鉄が崩壊、消滅に向けて突き進んだ二十年余の歴史に再検証を試みたものである。昭和が平成に変わる直前の二十年余という歳月は、薩長の下級武士たちが決起、さまざまな歴史上の人物を巻き込んで徳川幕藩体制を崩壊に追い込んだあの「明治維新」にも似た昭和の時代の「国鉄維新」であったのかもしれない。少なくとも「分割・民営化」は、百年以上も続いた日国有鉄道の「解体」であり、それはまた、敗戦そして占領から始まった「戦後」という時間と空間である「昭和」の解体をも意味していた。 この30年の間に、様々な立場の人々による回想録も多く出されましたが、その前史も含め、ここまで包括的に国鉄の解体を描き出したは初めてでしょう。国鉄という経営体の中の暗闘も、政治家の思惑も生々しく描き出さ

    牧久『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 書評・最新書評 : 昭和解体―国鉄分割・民営化30年目の真実 [著]牧久 - 保阪正康(ノンフィクション作家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■対立となれあい、戦後の縮図 書のタイトルはなぜ「国鉄解体」ではなく、「昭和解体」なのだろう。その思いで読み進むうちに単に日国有鉄道や国鉄労働組合(国労)の歴史が昭和を代表しているだけでなく、革命の前哨戦のような光景を演じていたからだと気づかされる。 昭和24(1949)年に公共企業体として発足した日国有鉄道は、戦後すぐは兵士として徴兵された青年たちや海外からの帰還者などを積極的に雇用した。当初は憲法でスト権は保障されたが、GHQ(連合国軍総司令部)の命令でこのスト権は禁止された。そして過剰な人員の解雇(9万5千人)をめぐっての労使紛争やGHQの介入などに苦しんだ下山定則総裁の自殺(他殺説もあり)があった。昭和24年である。戦後の出発時から国鉄は日社会の縮図ともいえたのだ。 さらに、収益性を無視して政治家の都合により路線をふやし、一方で「親方日の丸」意識での慢性赤字の事業体と化して

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