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書評・最新書評 : 昭和解体―国鉄分割・民営化30年目の真実 [著]牧久 - 保阪正康(ノンフィクション作家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
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書評・最新書評 : 昭和解体―国鉄分割・民営化30年目の真実 [著]牧久 - 保阪正康(ノンフィクション作家) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
■対立となれあい、戦後の縮図 本書のタイトルはなぜ「国鉄解体」ではなく、「昭和解体」なのだろう。そ... ■対立となれあい、戦後の縮図 本書のタイトルはなぜ「国鉄解体」ではなく、「昭和解体」なのだろう。その思いで読み進むうちに単に日本国有鉄道や国鉄労働組合(国労)の歴史が昭和を代表しているだけでなく、革命の前哨戦のような光景を演じていたからだと気づかされる。 昭和24(1949)年に公共企業体として発足した日本国有鉄道は、戦後すぐは兵士として徴兵された青年たちや海外からの帰還者などを積極的に雇用した。当初は憲法でスト権は保障されたが、GHQ(連合国軍総司令部)の命令でこのスト権は禁止された。そして過剰な人員の解雇(9万5千人)をめぐっての労使紛争やGHQの介入などに苦しんだ下山定則総裁の自殺(他殺説もあり)があった。昭和24年である。戦後の出発時から国鉄は日本社会の縮図ともいえたのだ。 さらに、収益性を無視して政治家の都合により路線をふやし、一方で「親方日の丸」意識での慢性赤字の事業体と化して