米国との関係改善に踏み出したキューバで、米国人観光客へ熱い視線が向けられている。1950年代の米国製クラシックカーやココナツ形のタクシーなどキューバ独特の乗り物が「売り」だ。 海岸通り沿いにあるハバナ旧市街に、何台もの米国製クラシックカーのタクシーが客待ちしていた。52年製シボレーに乗っていたラモン・レバニェスさん(27)は、「古い車がまだ動いているのを見れば、外国人は感動するよ」。2カ月前に訪れた米国人は1時間ドライブした。「何年製?、誰のものだったの?と根掘り葉掘り聞かれる」と言う。 料金は1時間30兌換(だかん)ペソ(約3600円)。レバニェスさんが好きなカントリーミュージックを流しながら運転すると、一緒に歌い出す米国人もいるという。中にはキューバ音楽を流すよう頼む人もいる。
![シボレータクシー乗る? キューバ、米国人観光客に期待:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c5a3c1e91d7ba1f766d0c0f6a5abdd0080386c48/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20141223001821_commL.jpg)