小田急電鉄小田原線の愛甲石田駅(神奈川県厚木市)で9月24日、高見沢サイバネティックスが開発した「昇降バー式ホーム柵」の実証実験が始まった。2013年から一部の駅で実証実験が行われているタイプのホームドアを改良したもの。2018年3月まで行われる。 昇降バー式ホーム柵は、開口部をバーでふさぐタイプのホームドア。現在普及しているホームドアの多くは開口部に板状のドアを設けて左右にスライドするが、昇降バー式は3本のバーが上下に移動する。 愛甲石田駅では、上り線ホーム(新宿方面)に3両分の昇降バー式ホーム柵が設置された。10両編成が停車した場合、後方(小田原方)の3両のみホームドアがかかる。8両編成が停車した場合は後方1両のみホームドアがかかり、6両編成はホームドアがかからない位置に停車する。 新宿方面に向かう列車が入って停止すると、屋根上に設置されたセンサーが列車の停止を感知し、自動的にバーが上
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