OJT研修もほぼ終盤になってきて、9月からは早くも「OJTフォローアップ研修」がスタートします。3月から1月までOJTにずっと関わっているので、ほぼライフワークのようになっています。 OJT研修で力説することの一つに、「自分にとっての当たり前」と「後輩にとっての当たり前」というのは全く違うということです。 先輩は、つい、「当たり前」だと思うことを説明から省くことがあります。 「当たり前」には「常識」とか「うちでの基本」とかいう言い方も含まれます。 先日、百貨店企業のOJT研修を担当したところ、あるOJTトレーナーがこんなことをおっしゃっていました。 「そう言われてみれば、自分が新人だった時、先輩がしょっちゅう口にする『プロパー』が何を指しているかしばらくわからなかったわ」 百貨店の「プロパー」と言えば「定価」のことで、「これ、プロパーから2割引き」などという使い方をします。でも、それが新入
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