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2026年4月17日のブックマーク (5件)

  • 「高市神社」という名の痕跡

    今治市高市の地に鎮座する神社を訪れると、ある「い違い」に気づかされます。公式な名称は「貴布祢神社」でありながら、拝殿の正面に掲げられた社号額には、堂々と「高市神社」の文字が刻まれているのです。 この「高市」という名は、かつてこの地を治めた豪族・高市氏の名であり、この一帯が「高市郷」と呼ばれた時代の名残です。平安時代末期、平氏と結びつき勢力を誇った高市氏は、源平合戦の荒波に呑まれ、歴史の表舞台から姿を消しました。 政治的な支配者が変わり、時代の要請によって神社の名が「貴布祢」へと塗り替えられてもなお、この四文字が掲げられ続けてきた事実。そこには、単なる慣習を超えた、土地のアイデンティティへの執着が感じられます。 通常、貴布祢神社の主祭神は「高龗神(水神)」ですが、ここでは「大山祇命」が祀られています。ここに、高市氏の「政治的背景」と「信仰の重なり」が見て取れます。 越智氏の流れを汲む高市氏

    「高市神社」という名の痕跡
  • 高市早苗首相、党首討論「4月開催」の約束を破棄 ──芸能人には会うのに国会から逃げる首相の問題点

    ページはプロモーションが含まれています※ 2026年4月16日、自民党は4月中の党首討論開催を見送る方針を野党側に正式に伝達した。理由は「高市早苗首相とモンテネグロのミラトビッチ大統領との首脳会談が入ったため、日程調整がつかない」というものだった。しかし、この決定の背景には、与野党が事前に合意していた「4月中の党首討論開催」という約束があった。政府・与党がこの約束を一方的に破ったことに対し、野党各党から激しい批判が噴出している。 東京新聞は4月16日付の記事で、「党首討論『4月開催』の約束、政府・与党が破る」と報じ、野党関係者の「国会で野党の追及をかわす首相は歴代にもいたが、国会に出席しないことで追及をかわそうとする首相は初めてだ」というコメントを紹介した。時事通信も同日、「4月中の党首討論見送り 野党、高市首相出席の審議要求」と題した記事を配信し、野党側が予算委員会での首相出席集中審

    高市早苗首相、党首討論「4月開催」の約束を破棄 ──芸能人には会うのに国会から逃げる首相の問題点
  • 麻生太郎副総裁「死活的な課題」──皇族数確保と皇室典範改正の全貌

    自民党の麻生太郎副総裁は2026年4月16日に開催された麻生派の会合において、皇族数の確保策について「これこそ死活的な課題だ」と強い危機感を示し、「今国会中に皇室典範の改正を実現することが何よりも求められている。私もそれに向け、力を尽くしたい」と訴えました。出席者が明らかにしたこの発言は、4年以上にわたり膠着してきた皇族数確保策の議論に対し、自民党の重鎮が強い意志を示した点で極めて重大な政治的メッセージといえます。 麻生氏はこの前日の4月15日、衆参両院の全13党派が参加した「安定的な皇位継承に関する全体会議」に出席しており、約1年ぶりに再開されたこの会議の流れを受けて、翌日の派閥会合で改めて皇室典範改正への決意を表明した形です。麻生氏は派閥会合で「政府有識者会議の答申から既に4年以上が経過している。ごく一部を除き、各党の意見も出そろっている」と指摘し、もはや議論を重ねる段階は過ぎたとの認

    麻生太郎副総裁「死活的な課題」──皇族数確保と皇室典範改正の全貌
  • チームみらい・安野貴博党首の連立政権検討発言が示す日本政治の新たな地平

    一、発言の概要と背景――「常に検討の俎上には載る」の真意 2026年4月16日、チームみらいの安野貴博党首が時事通信のインタビューに応じ、自民党から連立政権入りの打診があれば「是非を検討する」との考えを明らかにした。この発言は、結党からわずか11ヶ月、衆議院初挑戦で11議席を獲得した急成長政党のトップとして、極めて注目に値するものである。安野氏は同時に、法案を国会に単独で提出できる衆院21議席・参院11議席の確保を当面の目標として掲げ、衆参合わせて32議席という具体的な数値目標を示した。 この発言を正確に理解するためには、まず現在の日政治の勢力図を押さえておく必要がある。2026年2月8日に投開票された衆議院選挙において、自民党は戦後最多となる316議席を獲得し、単独で衆院の3分の2(310議席)を超えるという歴史的大勝を収めた。連立相手の日維新の会と合わせると352議席にも達する。一

    チームみらい・安野貴博党首の連立政権検討発言が示す日本政治の新たな地平
  • 【今治再発見】地元民に愛される「くすもとさん」の深い歴史と、不思議なほどの清涼感

    ページはプロモーションが含まれています※ 国道196号線から少し入り、穏やかな住宅街を進んでいくと、突如として周囲の喧騒を吸い込むような深い緑が現れます。それが樟神社の鎮守の杜です。初めてこの地を訪れた際、まず驚かされたのは、街の日常の中にこれほどまでに濃密な「静寂」が共存しているという事実でした。 樟神社(くすもとじんじゃ)は、愛媛県今治市八町西2丁目5番1号に鎮座する神社です。平安時代に編纂された国家公認の神社一覧『延喜式神名帳』(延長5年・927年)に「伊予国越智郡 樟神社」として記載された、いわゆる「式 ​3. 境内の見どころ:歴史を物語る石造物 ​参道と鳥居 ​住宅街の中に現れる一の鳥居から、趣のある石段が続きます。境内には複数の鳥居と注連柱があり、地域の人々がいかにこの場所を大切に守ってきたかが伝わってきます。 ​拝殿と殿 ​素朴ながらも重厚な造りの拝殿には「樟

    【今治再発見】地元民に愛される「くすもとさん」の深い歴史と、不思議なほどの清涼感