【 #俺マン2012 総評】男性マンガ・女性マンガの垣根が消えたマンガ界で、独立勢力となる2つのジャンル #俺マン2012の集計結果からトレンドなどを、ネルヤ編集長・小林が分析する本コラム。作家に注目した前回に続いて、今回はジャンルやレーベル別にチェックしていきます。 ■大手を猛追する芳文社の存在感 #俺マン2012の集計結果は、とりあえず上位200位圏内のタイトルまでを公開しているが、すでに発表しているとおり、単純に1票以上入ったタイトルを数え上げると1200作品を超えている。上位は公表しているとおりだが、1票作品を含めた全タイトルを出版社別に集計した場合、どうなるか? 以下は、全1208タイトルを版元別に分けた結果だ。 1位:講談社(226作品) 2位:集英社(158作品) 3位:小学館(152作品) 4位:白泉社(68作品) 5位:秋田書店(55作品) 6位:芳文社/スクウェア・エニ