前記事の続きなんですが、考えてみればみるほどおかしいと感じます。将来の利得を期待する大学教育というコストを支払っておきながらGDPが上がっていないわけですから。前記事とは違って、もうちょっとマクロで考えてみます、その方が簡単だし。あともやもや綴ります。 まずおさらいなのですが一人当たりのGDPランキングのLinkを貼ります。日本は46千$(3.7百万円)で1位のルクセンブルクは116千$、アメリカは48千$です、欧州の大国(英仏独)は日本よりは少ないようです。計算上ではGDP=一人当たりのGDP×人口ということになりますので、例えば中国のGDPが日本を越えたとか言われても、あっそうという理解です。 マクロの視点で帰納的に考えられるのは 1)大国(人口が多くて国土が広い)は一人当たりの生産性が40千$程度が多く、日本はそれよりも生産性が高い。 2)しかし国土がもっと大きいアメリカやオーストラ