2007年12月19日01:00 カテゴリ書評/画評/品評 季節の贈り物に最適な一冊 - アランの幸福論 ディスカヴァー社広報大竹様より献本御礼。 アランの幸福論 アラン/ 齋藤慎子訳 このタイミングのよさは一体なんだろうか。空気ではなく本blogを読んでらっしゃいますな。 本書「アランの幸福論」は、フランスの哲学者で高校教師の本名Emile-Auguste Chartierが、1906年より地元紙に「あるノルマンディー人のプロポ」というタイトルで書いていたコラムをまとめた幸福論。なお、本書は英訳からの孫訳ではあるが、訳を重ねたことによる劣化はほとんど感じられなかった。元々の言葉の力強さのおかげだろう。 目次は長いので本entryの最後の方に掲載するが、この目次を見ているだけでも、なんだか幸福になりそうな気がする。財布があまり幸福でない人はとりあえずそれ済ませてもいいだろう。 しかし、本書
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