オーセラスジャパンは7月10日、単三乾電池1本で駆動する海外用携帯電話「SpareOne」の国内販売を発表した。GSM対応のため日本では使えないが、W-CDMA/CDMA2000対応モデルを開発中だという。 SpareOneは米XPAL Powerが開発した通話専用のシンプルな端末。非常時にSIMを差し替えて利用することを想定しており、単三乾電池1本で最大10時間の通話が可能。また電源オフ(絶縁状態)なら最大15年間保存できるとしている。また温度変化に強くマイナス30℃から60℃の環境下でも動作するという。 端末上部には最大24時間点灯するLEDライトを備えた。防水加工を施したパッケージも付属し、パッケージに入れたままでも通話できる。そのほか、単三乾電池1本とMicro SIM用のアダプター、iPhoneのSIMトレーを開けるためピン、取扱説明書が付属する。