認証基盤の連携によるサービスの可能性と課題について、認証基盤連携フォーラムが実証実験の結果を報告した。 認証基盤連携フォーラムの実証実験ワーキンググループ(WG)は3月26日、このほど実施した「認証基盤連携による認証基盤間の相互運用性確保の実証」の実証実験の結果について報告した。 この実験は、総務省のICT先進事業国際展開プロジェクトの1つとして実施されたもの。電気通信事業者の異なる認証基盤の相互運用性を確保することで、ユーザーが複数のコンテンツやサービスを1つのIDで利用できることを目指している。 実験では、1人のユーザーがPCと携帯電話で異なるIDを利用しても容易に本人確認ができる方式や、OpenIDを携帯電話で利用する上での課題検証、必要とする情報の重要度に応じて認証手段を使い分ける方法といった、さまざまなテーマで実施された。 NTTドコモが主体となった実験では、まずPCサイトにログ